およずく(2) (愛知の方言)
ためらう。よろける。 およずいとらんとやれ(ためらっていないで勇気を出してやりなさい)石につまずいておよずく(石につまずいてよろける)
けっぱなずく(1) (鳥取の方言)
つまずく。 年を取ると、ちっしゃな石でもけっぱなずいてもくれる(年を取ると、小さな石でもつまずいて転ぶ)
けっぱなずく(2) (鳥取の方言)
失敗する。しくじる。 事業にけっぱなずいた(事業に失敗した)「けっぱんずく」とも。
けっぱんずく (岡山の方言)
つまずく。 こねーだ、うちのじーさんが神社の石段にけっぱんずいたんじゃー(この間、うちのおじいさんが神社の石段につまずいたんだよ)
けつる(2) (山口の方言)
つまずく。 机の脚でけつった(机の脚につまずいた)
こずく (長野の方言)
手間を惜しまない働き。 こずくがある人だねえ(億劫がらずにこまめに働く人だ)
すぐだまる (宮城の方言)
うずくまる。縮こまる。 寒くて火鉢のそばさすぐだまってした(寒くて火鉢のそばで縮こまっていました)
ずく (新潟の方言)
意気地。根性。 ずくがある(根性がある)ずくがねー(意気地がない)ずくなし(意気地のない人)
ずく (長野の方言)
惜しまず働く力。 ずくやんでちゃー、なんにもできねーじ(やる気を惜しんでいたら、何もできませんよ)ずくがあるねー(よく働くねえ)
ずくたれ (岐阜の方言)
怠け者。 あいつはずくたれじゃのー(あいつは怠け者だね)「ずくたれた」は「だらしのない」、「ずくでなし」は「ろくでなし」のこと。