いろー (岡山の方言)
さわる。いじる。 そねーに、きずーいろーちゃーおえん(そんなふうに、傷口をいじっていてはいけない)
えずー (福岡の方言)
たいそう。 えずー、ご念のいりまして(たいそう心細やかななさりかたで)
きっちゃする (熊本の方言)
つらい思いをする。 ずーっと早起きだったけん、きっちゃしよるごたんな(ずっと早起きだったから、つらい思いをしているようだな)
きびる (福岡の方言)
紐と紐を結ぶ。束ねて縛る。 くつのひぼば、きびる(靴の紐を結ぶ)たきもんばきびって、うらい、こずーどけ(薪を縛って裏に積み上げておけ)
ずー (埼玉の方言)
上ぞくするころの成熟した蚕。熟蚕。 ずーがでたからはーあげべー(熟蚕がでたからもう蚕上げしよう)
ちんちん (鳥取の方言)
親しい仲。親友。 彼とは家がつかかったけー、げだごの頃から一緒にあそんだりろこーに行ったり、ずーっとちんちんだった(彼とは家が近かったので、子どもの頃から一緒に遊んだり旅行に行ったり、ずーと親しい仲だ…
なんのあーた (福岡の方言)
どういたしまして。 「えずーご念のいりまして」(大変細やかななさりかたで)「なんのあーた」(どういたしまして)感謝辞をおし戻すことば。東部では「なんがあんた」。
はしる (岡山の方言)
ピリピリ痛む。 きずーしとるけー、足がはしらー(けがをしてるから、足がピリピリ痛むよ)
ひやか (佐賀の方言)
寒い。 きゅーわほんなこてーひやかない。ひやひやこーずーにゃきつかー(今日はとても寒いねぇ。寒がりにはつらいよ)
むずら (岩手の方言)
一緒に。ごと。 みがん は[ha]、かわむずらくったほ、からださいーずーよ(蜜柑は、皮ごと食べた方が体にいいそうだよ)