なば (広島の方言)
茸。きのこ。たけ。木の子。 よーけ、なばとれたけー、こんやー釜飯にしよーやー(たくさん茸が採れたから今夜は釜飯にしようよ)
なめる (熊本の方言)
〈刺身を〉食べる。 魚んよんにゅ釣れたで刺身ばなみゅかい(魚がたくさん釣れたから、刺身を食べようかね)
ねっから (和歌山の方言)
まったく。 ねっからおもしゃない(まったく面白くない)
ねりくり (宮崎の方言)
餅の一種。餅米と薩摩芋をふかしたものをつきまぜたもの。 このねりくりはうめーじ(この芋餅はうまいよ)「ねったくり」「ぼったげ」とも。
のたくる (埼玉の方言)
苦しそうにもだえる。 炎天下でめめずがのたくってた(炎天下でみみずが苦しそうにもだえていた)
のりょーる(1) (岡山の方言)
乗りつつある。 よーけ人がバスに乗りょーらー(たくさん人がバスに乗りつつあるよ)
のーたくれる (広島の方言)
怠ける。ずるける。横着をする。 朝からのーたくれて酒のんどる(朝から怠けて酒を飲んでいる)
はなのす (愛媛の方言)
鼻の穴。 虫が鼻のすへ入って、こそぼていかんが(虫が鼻の穴へ入って、くすぐったくて困る)「つべのす」は「肛門」。
ばさらか (佐賀の方言)
たくさん。 おくんちのごっつぁばさらかありよるごたったばな(おくんちのご馳走はたくさんあったようですよ)
ばさろ (熊本の方言)
大変。たくさん。 阿蘇にゃ一足はよとんぼんばさろ飛ぶごつなった(阿蘇には一足早くとんぼがたくさん飛ぶようになった)