ひでる (熊本の方言)
ひりひりと痛む。 傷口ヨードチンキばぬりたくっとひでるこつが(傷口にヨードチンキを塗るとひりひりと痛むことよ!)
ひとかたげ (栃木の方言)
一回分の食。 米五合あったら、ひとかたげたくさんだんべー(米が五合あったら、一回分の食事は十分に間に合うだろう)
ひょーたくれる (神奈川の方言)
ふざける。おどける。 あいつぁー、よく、ひょーたくれるからなー(あいつは、いつも、ふざけるからなあ(今回もそうだろう))
びったれおどし (福岡の方言)
初秋の冷気。 びったれおどしがくる(晩夏・初秋のころの冷気が来て初冬のしたくを急がせる)「びったれ」は「無精な女」の意。
ふだ (宮城の方言)
たくさん。豊富に。 んまぇものふだにあっからながよぐたべさいん(おいしいものがたくさんあるから仲良く食べなさい)
ふだに (茨城の方言)
たくさん。 ほーれんそー、ふだにあっから、たべでくんちょ(ほうれん草がたくさんあるから食べてください)
ぶさらう (山梨の方言)
たたく。殴る。 あのしにかまわれてぶさらわれた(あの人にいじめられて殴られた)
へち (高知の方言)
見当違いなところ。 道をまちごーてへちへ来てしもーた(道を間違えてまったく違うところへ来てしまった)
へのつっぱりにもならん (大分の方言)
まったくものの役に立たない。 おまえの言うこたー屁のつっぱりにもならん(おまえの言うことはまったく何にも役に立たないよ)
ほしばる (滋賀の方言)
星がたくさん出ている。 よんべは、ほらもー、星ばってた(昨夜は、そりゃもう、たくさん星が出ていた)