だらず (鳥取の方言)
馬鹿(者)。愚か(者)。 とろいからといって、だらずあつかいするな(のろまだからといって、馬鹿者扱いするな)
だらっこ (青森の方言)
硬貨。小銭。 財布の中、だらっこばりさなった(財布の中が硬貨だけになった)
だりこっぺー (新潟の方言)
乱雑な。きたない。 だりこっぺーな部屋だ(乱雑な部屋だ)「乱雑粉灰」「羅利骨灰」からという。「だりこっぱい」とも。
だりやめ (三重の方言)
疲れてだるい感じのするゆるい痛み。 こないだからえらいだりやめでさなー(先日からひどいだりやめでね)
〜だりょーん (鹿児島の方言)
〜です。 あれぃや太郎だりょーん(あれは太郎です)否定のときは「太郎やありょらん太郎ではありません」という。
だれどう (長野の方言)
誰々。誰の複数形。 だれどうで行くだ?(誰々といくのか?)
だわもん (福井の方言)
面倒くさがり。 ちっとも仕事せんと、だわもんやな(ちっとも仕事をしないで、面倒くさがりだなあ)
だんき 【暖気】 (北海道の方言)
冬の少し暖かくなった日。 きょうはだんきだから屋根の雪落ちるかもしれん。きいつけれよ(今日は暖気だから屋根の雪が落ちるかもしれない。気をつけろよ)
だんさん (島根の方言)
旧家や特定の職業の男性。 むかしゃー、だんさんばっかーが、わしゆーてのー(昔は、旧家の旦那さんだけが、自分のことを「わし」と言っていた)
だんだん (広島の方言)
ありがとう。感謝の挨拶。 だんだん、おせわんなりました(ありがとう、お世話になりました)