てご (岡山の方言)
手伝い。手助け。 あんたー、ちょっとてごーして(あなた、ちょっと手伝って)
てざらい (滋賀の方言)
熊手。熊ざらい。 りんちょくに、てざらいつこて遣り直しとかる(几帳面に、熊手を使って遣り直して置きなさる)
てじめ 【手締め】 (東京の方言)
物事の成功や決着を願い、掛け声にあわせて手をしめる〈打つ〉こと。 それを三度くり返すような、あんなやぼったい手じめはなかった
てせ (鹿児島の方言)
疲れる。 まごはむぜどん、もやてせねー(孫はかわいいけれど、守りは疲れるねえ)「てそか」とも。
〜てたもれ (三重の方言)
〜てください。 まーだいじにしてたもれまー(まあ大事にしてくださいよ、まあ)敬語。
〜てだーこ (三重の方言)
〜てください。 ちょっとこれあずかってだーこ(ちょっとこれを預かってください)「〜て下さい」という依頼を「〜て頂こう」で表す発想。
てち (和歌山の方言)
すごい。 てち、はしりがはやい(すごく走りが早い)
てっ (山梨の方言)
えっ。あら。まあ。 とびっこで一等け、てっ、すごいじゃん(競走で一等か、まあ、すごいじゃない)感嘆詞。
てっこもり (新潟の方言)
山盛り。 ごはんてっこもりによそった(ご飯を山盛りいっぱいによそった)「てんこもり」とも。
てっずし (山梨の方言)
不器用。 あのひたーてっずしどーで何を作っても下手だ(あの人は不器用だから何を作っても下手だ)