すいばり (山口の方言)
木の棘。 すいばりがささっちょらーね(棘が刺さっているよ)
すばり (島根の方言)
手足にささる刺(とげ)。 すばーがたって、いたーてかなわん(刺がささって、たいへん痛い)「すいばり」とも。植物の刺は「かたら」「いが」「いぎ」など。
そばり (広島の方言)
棘。とげ。 人指し指にそばりが、刺さって、いたしーのーや(人指し指に棘がささって煩わしいねえ)
ちょくしばり (大分の方言)
酒を飲ませて恩を着せ、自分の思うようにすること。 あん人はちょくしばりにおーち身動きがとれめぇ(あの人は酒で恩を着せられ身動きがとれないだろう)「チョク(盃)で縛る」意。
ねばり (岐阜の方言)
真綿。 むかしは、布団に綿入れる時、上にねばりのばいたもんやさ(昔は、布団に綿を入れる時、綿の上に真綿を伸ばしたものですよ)