ふ (山口の方言)
運。 ふが悪い(運が悪い)長門では「まんくそ」「まん」とも。
ふい (和歌山の方言)
余分。 ふいに持っていく(余分に持っていく)
ふうたん (宮崎の方言)
ほっぺた。 ふうたんがまっかじゃね(ほっぺたが真っ赤だね)
ふぎどり (秋田の方言)
吹雪で行き倒れになる。 おがふで、うだでじゃなー。こえなば、ふぎどりあうじゃー(ひどく吹雪いていやだな。これでは、吹雪で行き倒れになるよ)「吹雪倒れ」から。
ふくぞむ (福岡の方言)
はいつくばう。 いしろーろーのしたい、わくろのふくぞーろるばい(石灯籠の下にがま蛙がはいつくばっているよ)
ふぐす (宮城の方言)
復習する。 学校の本ふぐしてがら遊びさ行げ(教科書を復習してから遊びに行け)
ふだ (宮城の方言)
たくさん。豊富に。 んまぇものふだにあっからながよぐたべさいん(おいしいものがたくさんあるから仲良く食べなさい)
ふだに (茨城の方言)
たくさん。 ほーれんそー、ふだにあっから、たべでくんちょ(ほうれん草がたくさんあるから食べてください)
ふったがる (千葉の方言)
火が勢いよく燃える。 しめった薪もようやくふったがった(湿っていた薪もようやく燃え上がった)
ふったげる (茨城の方言)
火を焚きつける。風呂を沸かす。 ひー、ふったげろ(火を焚きつけろ)ふろ、ふったげどげ(風呂を沸かしておけ)