がぼる (福井の方言)
雪や泥に足がはまる。 雪に足がぼってよわったのー(雪に足がはまって困ったねえ)「ごぼる」「がぶる」とも。嶺南では「ぐいる」「ぐわる」。
くちゃぐる (栃木の方言)
目を閉じる。目をつぶる。 そーだにめーくちゃぐっちゃー、目薬はへーんめー(そんなに目をつぶったら、目薬が入らないでしょう)
しかぶる (山口の方言)
大小便を漏らす。 そねーなとこでしかぶるな(そのような所で小便を漏らすな)
たましぽろぎ (秋田の方言)
失神するほど驚くこと。 草むらがら蛇出はってきて、たましぽろぎした(草むらから蛇が出てきて、びっくり仰天した)「魂ほろく」は「失神する」。「ほろく」は「ぶるぶると振るい落とす」「すっかり失う」の意。
ねぶる (大分の方言)
舐める。 そげー皿をねぶるごとしち食うたらいかん(そんなに皿をなめるようにして食べたらいけない)
ぶるさげる 【ぶる下げる】 (東京の方言)
「ぶらさげる」の転。 荷物をぶるさげて
ぶるとっぴん (山口の方言)
急いで。フルスピードで。 ぶるとっぴんで支度せーや(急いで支度しろ)