むしやしない (京都の方言)
食間の軽い食べ物。 つまらんもんですけど、お虫養にどうぞ(つまらないものですが、軽食にどうぞ)
むじぇー (岩手の方言)
かわいそうだ。 おらほのまゴ、しぇぎおまらねぁで、むじぇくてなー(私の孫が、咳が止まらなくて、かわいそうでねえ)
むじる (宮城の方言)
道の角を曲がる。 あのかど左さむじるつど、えぎみえす(あの角を左に曲がると駅が見えます)
むじる (福島の方言)
曲がる。 あの角を右さむじっと家がある(あの角を右に曲がると家がある)「むずる」とも。
むじん (山梨の方言)
仲間内での飲み会や交流の場。 〈飲食店の看板で〉無尽・会合にどうぞ 無尽承ります((無尽での)ご宴会や会合にどうぞ (無尽での)ご宴会承ります)「無尽」の字をあてる。
むじー (宮崎の方言)
かわいらしい。 んーだまー、ちんこめしてむじもんじゃ(あらまあ、小さくてかわいらしいこと)「むぞらし」「むぞらしー」とも。
むすこんこ・むすめんこ (長崎の方言)
男の子・女の子。 ○○さんとこにゃ、むすこんこの生まれたげな(○○さん宅には男の子が生まれたそうな)
むずら (岩手の方言)
一緒に。ごと。 みがん は[ha]、かわむずらくったほ、からださいーずーよ(蜜柑は、皮ごと食べた方が体にいいそうだよ)
むせー (栃木の方言)
長持ちする。容易に減らない。 この飴はむせーがらなめでがある(この飴はなかなか減らないからなめでがある)
むそえ (茨城の方言)
持ちがよい。 まづぼんぼガまざってっとー、むそくてえーんだ(松の落葉に松笠が交じっていると火の持ちがいいんだ)