あらましな (広島の方言)
粗雑だ。ぞんざいだ。 やってもろーてもえーが、あの人は仕事があらましなけーのー(やってもらってもいいが、あの人は仕事が粗雑だからねえ)
えごんいーし (大分の方言)
いつも笑顔で愛想のいい人。 あん人はいっつもえごんいーしじゃなあ(あの人はいつもにこにこと笑みをたたえた人だなあ)
〜がな (大阪の方言)
〜ではないか。〜じゃない。 そんなんもー、どーでもえーがな(そんなのもうどうでもいいじゃない)
きもえる (千葉の方言)
腹を立てる。 まだ来ねーのか、きもえんなー(まだ来ないのか、腹立つなあ)
ぎっちり(2) (高知の方言)
たゆむことなく。 ぎっちり勉強しゆーき、成績もえいちや(精を出して勉強をしているから成績も良いよ)
せなご (埼玉の方言)
長男。 おめんちのせなごもえらくなった(お前の家の長男もえらくなった)
ぞーやみ (愛知の方言)
取り越し苦労。 ぞーやみせんでもえーわ(無駄な心配をしなくてもいいよ)
ほどる (宮城の方言)
温まる。 炬燵さ入て、足もえあんべににほどりした(コタツに入ったので、足もちょうどよく温まりました)古語「ほとほる」から。
もえ (宮崎の方言)
共同でする、寄合。 こんどのもえはあんたげでやろかいね(こんどの寄合はあなたの家でやりましょうか)
もえる (鳥取の方言)
増える。増す。 ほっけとったら、あっちゅーまにへこきむしがもえた(放って置いたら、あっという間にカメムシが増えた)