こそこそ (埼玉の方言)
こつこつ。少しずつ。 田植えの準備はうんとめーからこそこそしとくもんだ(田植えの準備はずっと前から少しずつしておくものだ)
こーへーな (鳥取の方言)
小ざかしい。利口な。 わきゃもんは、こーへーな口をたたくもんだ(若い者は、小ざかしい物言いをするものだ)
こーらい (滋賀の方言)
とうもろこし(玉蜀黍)高麗黍。 焼いたるこーらいは、こーばしてうまいもんや(焼いてあるとうもろこしは、香ばしくておいしいものだ)
さきり (北海道の方言)
組み合わせた丸太。 にしん場ではさきりいっぺ使ったもんだわ(にしん場ではさきりをたくさん使ったものだよ)魚を干すために使う。
さっちょん 【札チョン】 (北海道の方言)
札幌での単身赴任の生活。 さっちょんもあんガいきらくなもんだ(札チョンも案外気楽なものだ)「札幌チョンガー」の略。
ざっぽい (栃木の方言)
露っぽい。 あさっぱら、田んぼのあぜ道がざっぽかったもんだがら、膝っかぶから下がびっちょりになっちゃった(朝、田のあぜ道の草が露っぽかったものだから、膝下がびっしょりになった)
〜ぞっき (群馬の方言)
〜だけ。〜のみ。 昔は、麦ぞっきのご飯もくったもんだ(昔は麦だけのご飯も食べたものだ)
たしない (徳島の方言)
稀少だ。 ようけあったように思うた銭も使うてしもうたらたしないもんじゃ(たくさんあったように思ったお金も使ってしまったら少ないものだ)
ちむがなさん (沖縄の方言)
心からいとおしい。 とぅじっくぁや いちまりん ちむがなさんろー(妻子はいつまでもいとおしいものだよ)
ちゅいしーじー (沖縄の方言)
互いに助け合うさま。 くまとーいねー ちゅいしーじー やさ(困っているときは互いに助け合うものだ)