ごきあらい (広島の方言)
水すまし。御器洗い。 水の上で、ごきあらいが舞いよる(水の上で水すましが舞っている)
ごじゃ (徳島の方言)
でたらめ。間違い。 あいつのいーよることはごじゃばっかしじゃ。本気にせられんよ(あいつの言ってることはでたらめばかりだ。本気にしてはいけないよ)
されく・さろく (熊本の方言)
歩き回る。 あん子はまだひとつにもならんて、もーされきまわりよる(あの子はまだ一歳にもならないのに、もう歩き回っているよ)
しぬ (青森の方言)
痣(あざ)になる。 ぶつけだっきゃ、しんでまった(ぶつけたら痣になってしまった)南部では「ぶちよる」。
すもり (北海道の方言)
屋根の積雪による水漏れ。 いやいや、すガもりにはまいったなあ(いやもう、すがもりにはまいったなあ)
すたんばい (北海道の方言)
準備。用意。 すたんばいできたらでかけるぞ(準備ができたら出かけるぞ)英語の stand by による。
すらごつ (佐賀の方言)
噓。 なめた口ばききよるどん、すらごつもほどほどにしとかんけ(なめた口をきいているけれども、噓もほどほどにしておけよ)
たぎる (長崎の方言)
沸騰する。 薬缶のたぎりよる、ひばけさんね(薬缶が沸騰している、火を消しなさいね)
〜とさい (滋賀の方言)
「〜としたら」の意味の条件句。 おこるとさいガ、もーはい、泣き立てよるんや(〜るとすぐに、もう早く、泣き立てやがるのだ)
ばう (愛媛の方言)
奪い合う。 また、兄弟で、ばいよる(また兄弟で取り合っている)