ばさらか (佐賀の方言)
たくさん。 おくんちのごっつぁばさらかありよるごたったばな(おくんちのご馳走はたくさんあったようですよ)
ひっこみがはいる (三重の方言)
物を飲み込み損ねて咳き込む。 としよるとよーひっこみがはいんねや(歳寄るとよくひっこみがはいるんだ)いわゆる誤(ご)嚥(えん)のこと。
ふるつく (広島の方言)
梟。 ふるつくが「のりつけほーせ」ゆーて、鳴きよるぞ(梟が「糊つけ干せ」と鳴いているよ)
へらこい (徳島の方言)
ずる賢い。 あいつはへらこいやっちゃけん、いつでもばーやんに菓子もらいよるわ(あいつはずる賢い奴だから、いつもおばあさんに菓子をもらっている)
へんじょうこんごう (愛媛の方言)
理屈。 へんじょーこんごーぎり言よる(あれこれと理屈ばかり言っている)「南無大師遍照金剛」から。
ほなけんど (徳島の方言)
だけど。しかし。 おまはんの言よることはわかるでよ。ほなけんど、うまいこといかんのと違うで(あなたの言うことはわかるよ。だけど、うまくいかないんじゃないの)
まける (徳島の方言)
液体があふれる。 お風呂の水がまけよるよ(お風呂の水があふれているよ)おしっこがまけた(おしっこをもらした)
よらばさーらば (神奈川の方言)
よるとさわると。ややもすれば。何かチャンスさえあれば。 おめーはよー、よらばさーらば、女の子かまうだなー(お前はなあ、折さえあれば、女の子をからかうんだなあ)