いく (岡山の方言)
起こる。発生する。 こねーだ近所で、かじがいったんじゃ(この間近所で、火事が起こったんだ)
おっこね (宮崎の方言)
大きい。 おっこねししがとれたげな(大きい猪がとれたそうだ)
かえっぱり (山形の方言)
これっぽっち。 山菜かえっぱり、とってこねなが(山菜これしか取ってこないのか)「かえっぱす」「かえっぱがす」とも。
きどころね (福島の方言)
うたた寝。 きどころねして、風邪ひいだ(うたた寝して、風邪をひいた)「きどこね」とも。
ぎょーさん (岡山の方言)
たくさん。 こねーだの祭りのときゃー、ぎょーさん人がおったなー(この間の祭りの時には、たくさん人がいたね)
くじくる (愛媛の方言)
不平を言う。むずかる。 いつまでくじくるんぜ(いつまで駄々をこねるの)夜ぐずるのは「ねくじをくる」と言う。
けっぱんずく (岡山の方言)
つまずく。 こねーだ、うちのじーさんが神社の石段にけっぱんずいたんじゃー(この間、うちのおじいさんが神社の石段につまずいたんだよ)
こがーな (岡山の方言)
こんな。このような。 学校にこがーなもん持っていかれな(学校にこんなものを持っていくんじゃないよ)「こげーな」「こねーな」とも。
ごんぼほる (青森の方言)
だだをこねる。 けんどの真中でごんぼほるわらしいだ(道路の真中でだだをこねる子どもがいる)
ごんぼほる (秋田の方言)
駄々をこねる。暴れる。 酒飲んでごんぼほる(酒を飲んで管を巻く)「牛蒡掘る」から。地中の牛蒡は掘るのに手がかかることから、駄々をこねたり酒を飲んで管を巻くなど、手のかかることを言う。