いいしき (群馬の方言)
よいところ。よしとするところ。 こんなもんは持ってってもらうだけでいーしきだ(こんな物は持っていってもらうだけでよいところだ)
いぱだだ (青森の方言)
奇妙だ。 ずんぶいぱだだ話だな(ずいぶん奇妙な話だな)強調すると「いぱだすけだ」となる。
おっちょる (大分の方言)
いる。 佐藤さん、おっちょるかえ?(佐藤さん、いますか?)直訳すると「いている」だが、こう言うことが多い。
がもじん・ががんも (宮崎の方言)
おばけ。 わりこつすっと、がもじんがくっどー(悪いことをするとお化けが来るよ)
がらるっ (鹿児島の方言)
られる。 そげんことすっとがらるっど(そんなことをするとられるよ)「がるる」の受身形。
きどころね (栃木の方言)
仮寝。うたたね。 夏は日がなげーがら、きどごろねすっとからだにえーよ(夏は日が長いから、仮寝するとからだにいいよ)
〜くらい (滋賀の方言)
当然視を強調の接尾語。 せつかれんかて、ほらー、するくらい(せき立てられなくても、そりゃ、当然するとも)
こおつと (兵庫の方言)
〈思案するときの〉さてと。 こおつと、あれはどこにやったかいな(さてと、あれはどこに置いたかなあ)
こべうつ (滋賀の方言)
頭痛がする。 ういわいな。こべガうつゆーてはるのに(申し訳ないね。頭痛がすると言っていなさるのに)
〜さげ (茨城の方言)
〜さえ。 つるでさげ、おんガえしするっちゅーのによ(鶴でさえ恩返しをするというのになあ(何であいつはしないのだ))