ふるあじき (秋田の方言)
なかなか寝ない子。 このふるあじぎ、はえぐねねぁば、鬼さらいに来るど(この「古小豆」、早く寝ないと、鬼がさらいに来るぞ)「古小豆」はなかなか「煮えない〈にえねぁ→ねねぁ〉」ことから。
ふるしき 【風呂敷】 (東京の方言)
「ふろしき」の転。 ふるしきをひろげて
ふるしき (埼玉の方言)
風呂敷。 ふるしきにつつんでおぶってけ(風呂敷に包んで背負っていけ)
ふるしー (新潟の方言)
古い。 ふるしー服はびちゃれ(古い服は捨てろ)
ふるだ・ふるだびっき (岩手の方言)
ひきがえる(蟇蛙)。 あそごのたんぼさ、でっけふるだいだんじぇ(あそこの田んぼに、大きいひきがえるがいたよ)
ふるつく (広島の方言)
梟。 ふるつくが「のりつけほーせ」ゆーて、鳴きよるぞ(梟が「糊つけ干せ」と鳴いているよ)