まで (宮城の方言)
丁寧。倹約なさま。 あのひとのすゴどぁいっつもまでだ(あの人の仕事はいつも丁寧だ)
まで (茨城の方言)
仕事が丁寧な様子。 あのしとのしゴどは、までだね(あの人の仕事は丁寧だね)
までに (岩手の方言)
真面目に。 あいず、いっつも、までにかしぇーでるやずだな(あの人は、いつでも、真面目に働いている人だ)
までる (千葉の方言)
しまう。 物置さまでどげ(物置にしまっておけ)
まとう (滋賀の方言)
つぐなう。弁償する。 誰やい。ガラス割ったもん、まとえよ(誰だ。ガラスを割った者は、弁償しろよ)
まとう (奈良の方言)
弁償する。 おまえ、不注意で自動車壊してんさかいちゃんとまとてや(あなたの不注意で自動車を壊したのだからしっかりと弁償してね)
まどう (兵庫の方言)
弁償する。 わしがまどたるさかい、心配せんでえーで(私が弁償してやるから、心配しなくていいよ)
まどす (京都の方言)
弁償する。 まーどせ まどせ もーとのとーりにまどせ(元の通りになるように弁償しろ)例文は子どもたちがはやしたてることば。「まどう」とも。
まね (青森の方言)
駄目だ。 おぐれでくればまねよ(遅れてきたら駄目だよ)南部では「わがね」。
まねる (栃木の方言)
告げ口する。言いつける。 火わすらすっと、父ちゃんにまねてやっかんね(火遊びしたら、父ちゃんに言いつけてやるからね)