こたち (京都の方言)
他人の子。 おうちはこたちはおひとりどすか(あなたの子どもさんは一人ですか)「おこたち」「おこさん」とも。単数でもこの形。
こないだうち (京都の方言)
このあいだ。先だって。 こないだうちから主人風邪引いてるんやわ(この間から主人が風邪を引いてるのよ)
こーとな (京都の方言)
地味で上品な。 いや、こたち、こーとなべべきてはるなー(いや、子どもさん 上品な着物を着ておられるねえ)
さかい(に) (京都の方言)
〜から。 そやさかい(に)いかんときゆーたのに(そうだから行かないように言ったのに)「さけ(に)」とも。
〜し (京都の方言)
〜から。〜ので。 あてがいくし、道おせて(私が行くので道を教えて)
〜しか (京都の方言)
〜より。 これしかおもい(これより重い)比較の用法。
しまつする (京都の方言)
節約する。倹約する。 始末せなあかんよ(節約しないといけないよ)
しんきくさい (京都の方言)
もどかしい。じれったい。 あーしんきくさい、あーしんきやの(あーもどかしいねえ、あーじれったいねえ)あーしんきくさやの(あーもどかしいねえ)「しんきくさ」とも。
しんどい(1) (京都の方言)
くたびれている。 今日はよう歩いたさかいしんどいわ(今日はよく歩いたのでくたびれているよ)
しんどい(2) (京都の方言)
骨が折れる。大変である。 こんな大きなもん運ぶんしんどいやろ(こんな大きなものを運ぶのは大変でしょう)