ざんぞかだる (宮城の方言)
陰口を言う。 そったにざんぞかだるんでがえん(そんなに陰口を言うものではない)古語「讒訴」から。
〜して (三重の方言)
〜よ〈文末詞〉。 せんどたことられてー。かなんして(たびたび高く買わされて。閉口よ)「そやてーそうなんだよ」とも。
しゅわい (山梨の方言)
強情で態度がよくない。 やーだなんてうてゲーしばかして、しゅわいぼこどー(いやだなんて口答えばかりして、強情でよくない子だ)
すらごつ (佐賀の方言)
噓。 なめた口ばききよるどん、すらごつもほどほどにしとかんけ(なめた口をきいているけれども、噓もほどほどにしておけよ)
そじる (茨城の方言)
口の中がただれる。 あづくって、べろそじっちゃった(熱くて、舌がただれてしまった)
たもっ (鹿児島の方言)
食べる。 ひとくったもっみやはんか(一口食べてみませんか)「食べる」の上品な言い方。
ちゅーぶ (福井の方言)
輪ゴム。 お菓子しみるさけ、袋の口ちゅーぶでとめときね(お菓子が湿気ないように袋の口を輪ゴムでとめておきなさい)
つばえる (香川の方言)
贅沢する。 あの人は口がつばえとる(あの人は贅沢して、口が肥えている)
てんじょつく (滋賀の方言)
べったりと両手をつく。 あガりとにてんじょついて、謝らはったゲな(戸口にべったり両手をついて、謝罪しなさったそうな)
とぶぐち (埼玉の方言)
玄関口。 とぶぐちの方へまわってくんない(玄関口の方へまわってください)