あしぇる (山形の方言)
混ぜる。 むがす、しぇで、豆煮で、すおど、こーずあしぇで、味噌つぐったもんだ(昔は家で豆を煮て、塩と麴を混ぜて味噌を作ったもんだ)
あしぶん(2) (沖縄の方言)
歌や踊りなどに興ずる。 うた さんしん っし あしばな(歌・三味線などして遊ぼう)
あったらしか (鹿児島の方言)
もったいない。 まだつこがなって、あったらしかことしやんな(まだ使えるのに、もったいないことをするな)古語の「あたらし〈惜〉」の意味を残している。
あんねー (福井の方言)
味がまずい。うまくない。 あんねー刺身はくいとねー(まずい刺身は食べたくない)
いびしー (大分の方言)
気味が悪い。 へびが死んじょる。いびしーのー(ヘビが死んでる。気味が悪いなあ)古語「いぶせし」の転。「汚い」「恐ろしい」「いやらしい」など多義。
いびせー (島根の方言)
恐ろしい。気味が悪い。 夜んなって、いびせーなってきた(夜が更けて、恐ろしくなってきた)
いんでくる (徳島の方言)
帰る。 もー、おそーなったけん、いんでくるわな(もう遅くなったから帰るよ)戻ってくる意味はない。
うざくらしい (富山の方言)
気味が悪い。 なんちゅううざくらしい虫なが(何て気味の悪い虫なの)
うざってー (神奈川の方言)
気味が悪い。 けーむしってやつぁー、うざってーなー(毛虫というものは気味が悪いなあ)
うだでー (福島の方言)
気味悪い。 へびは、うだでーがらやんだ(へびは、気味悪いからいやだ)