いちびる (京都の方言)
調子に乗る。調子に乗ってふざける。 おまえ、いちびってんなや(おまえ、調子に乗るなよ)
いちゃけな (石川の方言)
かわいらしい。 あらー、よーわろて、いちゃけな子やなー(あら、よく笑ってかわいい子だねえ)「えちゃけな」とも。
いとしげだ (新潟の方言)
可愛らしい。綺麗だ。 いとしげなこらのー(可愛らしい子だなあ)
いばかり (大分の方言)
わがまま。 こどもはそげーいばかりゅー言うもんじゃねー(子どもはそんなにわがままを言うものではない)
うち (京都の方言)
私。 うっとこ(うちとこ)おいないな(私の家においでよ)女性が子どもの頃から用いる。男の子は「わし」「ぼく」「おれ」などと言う。
うちゃる (埼玉の方言)
捨てる。 そけーごみをうちゃるなよ(そこへごみを捨てるなよ)なんでもうちゃるから子どもには目が離せねー(なんでも捨てるから子どもから目が離せない)
うちんく (徳島の方言)
私の家。 うちんくの犬はまだ子どもじゃ(うちの犬はまだ子どもだ)「く」は「家」のこと。
うっせー (大分の方言)
【主に県西部など】まずい。 言うちゃすまんけんど、こん団子はうっせーなー(こう言っては申し訳ないが、この団子はまずいなあ)
うっつぁし (福島の方言)
騒がしい。 うっつぁしわらしは、じゃまだがら、あっちゃ行ってろ(騒がしい子どもは、じゃまだから、あっちへ行ってろ)
うまそな (石川の方言)
元気そうな。 うまそーな子やね(元気そうな子だね)「うまそい」「まーそい」とも。