へらへら (宮城の方言)
よくしゃべること。また、そのさま。 あえづぁいっつもかっつもへらへらかだってばりいる(あいつは、始終おしゃべりばかりしている)
ぺそらぺそら (宮城の方言)
粘り気のないこと。 この餡子、ぺそらぺそらしてうまぐがえん(この餡子は粘り気がなくておいしくないね)
ぺろ (宮城の方言)
うどん・素麵などの麵類。またすいとんの類。 昼、ぺろ汁でもくすぺゃ(昼食はすいとんでも食べましょうよ)「かっぺろカップラーメン」という新造語もある。
ほぎる (宮城の方言)
萌える。繁る。 はだげさまいだまめぁほぎできた(畑に播いた豆が芽生えてきた)
ほどる (宮城の方言)
温まる。 炬燵さ入て、足もえあんべににほどりした(コタツに入ったので、足もちょうどよく温まりました)古語「ほとほる」から。
ほろぐ (宮城の方言)
落とす。なくす。 どごさほろってきたもんだが、ちょっとみでくんべ(どこに落としてきたものやら、ちょっと捜してこよう)
まで (宮城の方言)
丁寧。倹約なさま。 あのひとのすゴどぁいっつもまでだ(あの人の仕事はいつも丁寧だ)
まやう (宮城の方言)
償う。弁償する。 おまえこわしたんだがらまやえ(あなたが壊したのだから弁償しなさい)古語「まどふ」から。
むじる (宮城の方言)
道の角を曲がる。 あのかど左さむじるつど、えぎみえす(あの角を左に曲がると駅が見えます)
もぞこい (宮城の方言)
かわいそうだ。哀れだ。 きげばきぐほどもぞこぇはなすでがすねす(聞けば聞くほどかわいそうな話ですね)古語「無(む)慚(ざん)」から。