いくれてん (山形の方言)
いい加減。 あのやづは、いっつもいくれてんゲなこどばりいってる(あの奴は、いつもいい加減なことばかり言っている)
いっぱだ (山形の方言)
たびたび。いつも。 このじでんしゃ、いっぱだ故障する(この自転車はたびたび故障する)
うしきたま (山形の方言)
たくさん。 このなづはあっちぇさげ、ナスうしきたまとれだ(この夏は暑いからナスがたくさん取れた)
うだる (山形の方言)
捨てる。 このごみ、どさうだればいいなや(このごみを、どこに捨てればいいかね)内陸では「なゲる」。
うろたぐ (山形の方言)
あわてる。 うろたがねで、どさおいたがゆっくりかんガえてみれ(あわてないで、どこに置いたかゆっくり考えてみなさい)
おもやみ (山形の方言)
気が重い。おっくう。 健康診断うげねまねなんども、おもやみで病院さいがえね(健康診断を受けなければならないけれど、気が重くて病院に行けない)
かうぇ (山形の方言)
恥ずかしい。 みんなのめで、歌うだうなんて、かうぇ(みんなの前で歌を歌うなんて恥ずかしい)
かぽし (山形の方言)
まぶしい。 あめあだまさ、ひあだで、かガぽし(はげ頭に日が当たってまぶしい)内陸では「まつぽい」。
かだる(2) (山形の方言)
仲間に加わる。 あそびさおれもかだっぞ(遊びにおれも入るよ)「かだなる」とも。
がおる (山形の方言)
衰弱する。 きょーだば、ごじがんもあるいだはげ、がおってしまった(今日は五時間も歩いたから疲れてしまった)