いっさら (山梨の方言)
全く。 ほーとーはへーいっさら残っちゃいんと(ほうとうはもう全く残ってはいないって)打消しを伴って使う。
えらい (山梨の方言)
大変だ。 荷物ん多くてえらいら、私ガ持つじゃん(荷物が多くて大変でしょう、私が持ちますよ)
おだいじん (山梨の方言)
金持ち。裕福な人。 あのしはたいそーなおだいじんだ(あの人は大変な金持ちだ)「おでーじん」とも。
おまん (山梨の方言)
おまえ。 おまんガほとんど食っちまったずら(おまえがほとんど食べてしまったのだろう)同等か目下の人に対して使う。
かじる (山梨の方言)
爪でひっかく。 じぶん、そんねにかじるとあとになるからかじっちょ(おまえ、そんなにひっかくとあとになるからひっかくな)
からかう (山梨の方言)
〈物に対して〉手を尽くす。工夫する。修理する。 一生懸命からかってやっと直した(一生懸命手を尽くしてやっと直した)なんとかからかってみる(何とか手を尽くしてみる)「からこー」とも。
〜さ (山梨の方言)
〜んだよ。 先生ガへーいくにちも学校休んでるさ(先生がもう何日も学校休んでるんだよ)
じおい (山梨の方言)
土地の生まれの人。 この辺はじおいばっかで、きたりもんはいねー(この辺りは土地の生まれの者ばかりで、よそ者はいない)
じぶん (山梨の方言)
あなた。おまえ。 ちょっとじぶん、じぶん、早く来てー(ちょっとあなた、あなた、早く来てー)親しい人や、同等もしくは目下の人に対しての二人称。
〜じゃん(1) (山梨の方言)
〜だよ。〜じゃない。 うわギゃーたんすにへーってるじゃん(上着はたんすに入っているじゃない)断定や確認を表す。