どでんする (岩手の方言)
おどろく。びっくりする。 あのずぎのじしん は[ha]、どでんしたな(あの時の地震にはびっくりしたね)
どんどはれ・どっとはれ (岩手の方言)
昔話〈民話〉の語り終わりの最後に付ける言葉。これでおしまい。めでたしめでたし。
〜なはん (岩手の方言)
〜ね。 あのなはん、おめはん、山田さんだなはん(あのね、あなたは山田さんだよね)
ぬぐだまる (岩手の方言)
温まる。 こだっつさへぁてらば、ぬぐだまってきた(炬(こ)燵(たつ)に入っていたら、体が温まってきた)
ねっき (岩手の方言)
三、四〇センチの棒の先を削って、地面に刺したり倒したりする子どもの遊び。太く長い釘を使うこともある。
ねまる (岩手の方言)
座る。 まんつ、ゆっくりねまって、おじゃっこでもおのめんしぇ(まず、ゆっくり座って、お茶でもお飲みくださいよ)
はいも (岩手の方言)
里芋。 こどしのはいも、でぎいーでねが(今年の里芋の出来は良さそうではないかな)
はだっこ (岩手の方言)
たこ(凧)。 きょ は[ha]、てんきいいすけぁ、はだっこあゲできるじぇ(今日は天気が好いから、凧あげが出来るよ)
はっかはっかする (岩手の方言)
どきどきする。 はずめでみんなのめぁでしゃべるどぎ、はっかはっかするなっす(初めて皆の前で話すときは、どきどきしますよ)
はばぎぬ (岩手の方言)
旅行したり、遠い神社仏閣の参詣を終えたりして帰った時の慰労の宴。 こんにゃ、はばぎぬギしてやるがらな(今晩は、慰労の宴会を開いて上げるからね)