ふるだ・ふるだびっき (岩手の方言)
ひきがえる(蟇蛙)。 あそごのたんぼさ、でっけふるだいだんじぇ(あそこの田んぼに、大きいひきがえるがいたよ)
ぶじょほする (岩手の方言)
失礼する。 せっかくおでてくなはったのに、ぶじょほしあんしたなっす(せっかく来て下さったのに、おかまいもせず失礼しました)
ぺぁっこ (岩手の方言)
少し。 そのはなっこ、ぺぁっこべぁりくなんしぇ(その花を、少しだけください)
ほっけぁ (岩手の方言)
ほお(頰)。 このわらし、あげほっけぁしてるな(この子は、赤いほっぺたをしているねえ)
ほでくてねぁ (岩手の方言)
雑然として混乱している。 おめぁのしゃべるごど、はっぱりほでくてねぁ(お前の言うことはごちゃごちゃしていて、訳が分からない)
まつぺー (岩手の方言)
眩しい。 なずのおひさん、あずし、まつぺーし(夏のお日さまは、暑いし眩しいし)
までに (岩手の方言)
真面目に。 あいず、いっつも、までにかしぇーでるやずだな(あの人は、いつでも、真面目に働いている人だ)
むじぇー (岩手の方言)
かわいそうだ。 おらほのまゴ、しぇぎおまらねぁで、むじぇくてなー(私の孫が、咳が止まらなくて、かわいそうでねえ)
むずら (岩手の方言)
一緒に。ごと。 みがん は[ha]、かわむずらくったほ、からださいーずーよ(蜜柑は、皮ごと食べた方が体にいいそうだよ)
むっためがす (岩手の方言)
物事を懸命にやる。 このしゴど、むっためがしてやっただす、はやぇぐおわったじぇ(この仕事を一生懸命にしたから、早く終わったよ)