いかい (山口の方言)
大きい。 こりゃーいかい田んぼじゃのー(これは大きい田んぼだな)
うざにはく (宮城の方言)
難儀する。骨を折る。 うざにはがしたなゃ(ご苦労をおかけしましたね)「うざに(田下駄)」を履きながらの作業がひどく難儀であったことから。
うなう (千葉の方言)
耕す。 そろそろ畑うなわなけりゃしょーねーぞ(そろそろ畑を耕さないといけないぞ)「たうない」は「田を耕す」こと。
うまくさい (滋賀の方言)
おいしそうな匂いがする。 つぶを炊いてたさかい、うまくさかったんやろ(田(た)螺(にし)を煮ていたので、おいしそうな匂いがしていたのだろう)
えどでない 【江戸でない】 (東京の方言)
江戸らしくない、田舎くさいという所から、道理に合わないこと。 こう見たところ、江戸じゃーねえ
えー (埼玉の方言)
共同。手伝い合うこと。 今年の田植えはえーでやるべー(今年の田植えは共同でやりましょう)
えーし (奈良の方言)
資産家。よい家柄。 高田のまちで商売したはる家はみなえーしばっかりや(高田のまちで商売していらっしゃる家はみんな資産家ばかりだ)
おる(2) (北海道の方言)
生える。 田んぼに草おガらっしゃって(田んぼに草を生えさせてしまって)
おーかわ 【大川】 (東京の方言)
隅田川〈の下流〉。 川の近くの人はみんな大川と呼んでいた
〜きー (大分の方言)
〜だから。 雨が降るきー、行かん(雨が降るから、行かない)都市部や若者は「けん」、国東半島東部では「ほで」、日田では「なき」。