だやい (石川の方言)
病気や疲労で体がつらい。 風邪でもひーたガか、だやてだやてどんなん(風邪でもひいたのか、体がつらくてつらくてどうしようもない)
だら (石川の方言)
馬鹿。 ほんなだらなことばっかゆーとって、笑われっぞ(そんな馬鹿なことばかり言っていると笑われるぞ)
ちきない (石川の方言)
病気で体がつらい。 かぜひーいて、なんやらきちないわ(風邪をひいて、なんだかつらいよ)「ちきねー」とも。加賀では「てきない」。
ちびたい (石川の方言)
冷たい。 井戸水はちびとて気持ちいーじー(井戸水は冷たくて気持ちいいね)
ちみる (石川の方言)
つねる。 わりーことしとったら、ちみれんぞ(悪いことをしていたら、つねるんだぞ)
ちゃべ (石川の方言)
おしゃべりな人。 あんたちゃべやし、嫌われんて(あなたはおしゃべりだから、嫌われるんだよ)
でかいこと (石川の方言)
たくさん。 実家から、りんゴでかいこともろたんで、おすそ分けしよーとおもて(実家からりんごをたくさんもらったから、おすそ分けしようと思って)
ととのわん (石川の方言)
理屈にあわない。間抜けな。 いつまでも、ととのわんことばっかゆーとらんと(いつまでも、理屈にあわないことばかり言っていないで)
なーん (石川の方言)
いいえ〈応答詞〉。 なーん、それは、わしとちゴーガや(いいえ、それは私と違うんだ)能登では「べっちゃ」「びっちゃ」とも。
はいだるい (石川の方言)
体がだるい。つまらない。 暑い中で仕事しとったさけ、はいだるい(暑い中で仕事をしていたから、体がだるい)