いさぎよー (福岡の方言)
とても。元気がいい。 〈朝の路上で〉いさぎよー、はやかなー(ずいぶん早いねえ)「いさぎー」とも。
いぼる (福岡の方言)
ぬかるみにはまる。 いぼって、うごかれんごとなった(ぬかるみにはまって動けなくなった)
えずか (福岡の方言)
恐い。 ゆーべはえずか夢ばみた(昨夜は恐い夢を見た)西部では「えずか」、南部では「えすか」。
えずー (福岡の方言)
たいそう。 えずー、ご念のいりまして(たいそう心細やかななさりかたで)
がまだす (福岡の方言)
精を出す。 がまだしよんなはっですかー(ご精が出ますか)例は南部。
きんしゃい (福岡の方言)
おいでなさい。 はよーきんしゃい(早くおいでなさい)シャルは動詞の連用形に続いて、親しみを表す語。
〜くさ (福岡の方言)
〜ね。 かえりたかっとるくさ(帰りたかったにちがいないよ)とーかの晩なくさ…(一〇日の晩にね…)
くる (福岡の方言)
あなたの所に行く。 〈電話で「遊びに来ないか」などと誘われて〉今から、くるけん(今から行くから)相手側に身を置いての表現。
ぐらぐらこく (福岡の方言)
頭に来る。 もー、たいがいぐらぐらこいたばい(もういい加減頭にきたよ)「はらかく」よりも強いが「ぞうのきりわく」よりは弱い。
〜げな (福岡の方言)
伝聞。例示。 あのひたー、ごーかくしたげな(あの人は合格したそうだ)なんでがっこーげな、いかんといかんとねー(どうして学校なんか行かないといけないの?)