おろいー (福岡の方言)
悪い。物憂い。 そげなことゆーたち、もーおろいーけやめた(そんなこと言ったってもう気が進まないから止めた)西部・南部では「おろよか」。
かてる (福岡の方言)
仲間に入れる。 あたきも、かたしぇちゃらんなー(私も仲間に入れてくれないかい)「かたせる」「かたす」とも。
〜から (福岡の方言)
に。 犬から吠えられた(犬にほえられた)
かるう (福岡の方言)
おぶう。背負う。 まごばかるーて、どこいきよんしゃーと(孫をおぶってどこに行くの)にもつばかるーて、いきよんなさった(荷物を背負っていらっしゃるところだった)
がまだす (福岡の方言)
精を出す。 がまだしよんなはっですかー(ご精が出ますか)例は南部。
がめに (福岡の方言)
大根、レンコン、ごぼう、にんじん、こんにゃく、里芋などを食べやすい大きさに切り、鶏肉のぶつ切りとともに醬油と砂糖で煮た料理。 「筑前煮」とも。
きびしょ (福岡の方言)
取っ手の付いた小型の急須。 きびしょのおちゃば したむる(急須のお茶の汁気をきる)「こつぎ」とも。
きびる (福岡の方言)
紐と紐を結ぶ。束ねて縛る。 くつのひぼば、きびる(靴の紐を結ぶ)たきもんばきびって、うらい、こずーどけ(薪を縛って裏に積み上げておけ)
きんしゃい (福岡の方言)
おいでなさい。 はよーきんしゃい(早くおいでなさい)シャルは動詞の連用形に続いて、親しみを表す語。
〜くさ (福岡の方言)
〜ね。 かえりたかっとるくさ(帰りたかったにちがいないよ)とーかの晩なくさ…(一〇日の晩にね…)