うるがす (福島の方言)
水に浸してふやかす。 あしたは餅だがら、餅米うるがしておぐべ(明日は餅だから、餅米を水に浸しておこう)
おっきょる (福島の方言)
折る。 その枝、じゃまんなっから、おっきょれ(その枝、じゃまになるから、折れ)「ぶっきる」とも。会津では「おだる」。
おっこむ (福島の方言)
取り込む。 雨ふってきたがら、さっさど洗濯物おっこめ(雨が降ってきたから、早く洗濯物を取り込め)
おんつぁれる (福島の方言)
〜られる。 おんつぁには、よぐおんつぁれだなー(おじさんには、よく〜られたなあ)おんつぁおじさん。
かいちゃ (福島の方言)
裏返し。 セーターかいちゃに着てで、しょーしがった(セーターを裏返しに着ていて、恥ずかしかった)「けーちゃ」とも。
かがらし(1) (福島の方言)
うるさい。 さっきがら、へーぼいで、かがらしなー(さっきから、ハエがいて、うるさいなあ)へーぼハエ。
かがらし(2) (福島の方言)
気になる。 まなぐさ、ごみへーってかがらし(目に、ごみが入って気になる)
かんかぢ (福島の方言)
やけど。 あづいお湯こぼっちぇ、かんかぢした(熱いお湯がこぼれて、やけどをした)
がおる (福島の方言)
病気で衰える。 あそごのじっちさんも、がおってきたなあ(あそこのおじいさんも、病気で衰えてきたなあ)
きかない (福島の方言)
強い。従順でない。 おらいのばっち娘は、きかなくて困る(うちの末娘は、強くて困る)「きかねー」とも。