いぎなり (宮城の方言)
〈程度・量ともに〉たいへん。とても。すごく。 きょう朝っぱらがらかしぇえで、いぎなりがおた(今日は早朝から働いたので、たいへんくたびれた)「いぎなし」とも。
おーく (群馬の方言)
程度がはなはだしいさま。 そんなにおーく引っ張っちゃだめだ(そんなにひどく引っ張ってはだめだ)「オーカ」とも。
がんこ (石川の方言)
程度の甚だしい様子。 今日は魚、がんことれたじー(今日は魚がたくさんとれたよ)
ずでー (群馬の方言)
すごく。えらく。程度が甚だしいさま。 ことしゃーずでー作物がわりー(今年はすごく作物のできが悪い)
ひっとずる (長崎の方言)
ちょっと出る。 頭のひっとでとる(頭がちょっと出ている)「ひっ」「ひん」は、「少し」「つい」など空間・時間的に小の程度を付加する接頭辞。
ひどい (徳島の方言)
すごい。えらい。 あんなこまい子が一人で大阪まで行ったんでよ。ひどいなあ(あんなに小さい子が一人で大阪に行ったんだよ。すごいなあ)程度が甚だしい場合に良い意味でも用いられる。
ひんのむ (長崎の方言)
〈つい〉吞み込む。 しーかの種ばひんのんでしもーた(西瓜の種を吞み込んでしまった)「ひっ」「ひん」は、「少し」「つい」など空間・時間的に小の程度を付加する接頭辞。
ほどらい (富山の方言)
程度。程合い。 ほどらいちゅうもんがあろが(程合いっていうものがあるだろうが)