どやす (奈良の方言)
〜りとばす。なぐる。 お客さんになめた口きいてたら、おやっさんにどやされるで(お客さんに生意気な口をきいてたら、親方に〜りとばされるぞ)
ないち 【内地】 (北海道の方言)
本州方面のこと。 親の先祖探して内地行って来たさ(親の先祖を探して内地へ行って来たよ)
ねぜる (高知の方言)
寝ていて身動きする。 〈添い寝をしている親が子どもに〉ねぜりな(身動きするな)
のぶい (山梨の方言)
ずうずうしい。 おやじにまそっくりののぶいぼこどー(父親にそっくりのずうずうしい子だよ)奈良田では「のぶとい」。
はなんたれぶりがいー (大分の方言)
洟の垂れぶりがよい。 うちん子は、はなんたれぶりがいー(うちの子は、洟のたれぶりがいい)親が取り柄のない子どもをほめることば。親馬鹿の極致 !?
へんかす (青森の方言)
叩く。 親父さ怒らえで、わっつどへんかさえだ(親父に怒られて、思いっきり叩かれた)
ほげたあく (奈良の方言)
口答えする。 親にほげたあくとは一〇年早いわ(親に口答えするとは一〇年早いぞ)
みどーか (長崎の方言)
かわいそうだ。 親ののーなって、子どんがみどーかよ(親が亡くなって、子どもがかわいそうだよ)五島の「みじょか」と同語だが、意味が異なる。
もーらしー (長野の方言)
かわいそうだ。 親がしんで、ふんとにもーらしーなー(親が死んで本当にかわいそうだなあ)
やくたい (奈良の方言)
手のつけ様もない。 そこまで借金かさんだら、もう親戚もやくたいやで(そこまで借金がかさんだら、もう親戚も手のつけ様もないわ)