いが (長崎の方言)
赤ん坊。 あすこんいがは、かわいかなあ(あそこの赤ん坊はかわいいねえ)今は使わない。「いがいがと泣く」の古語から生まれたと言われるが、擬声語「いがいが」が使われることはない。
おぶー (埼玉の方言)
背負う。 あかっこおぶってりゃーぬくてーやいな(赤ん坊を背負っていると暖かいよな)
おぼご (山形の方言)
赤ん坊。 あそごのしぇで、おぼごんまったど(あそこの家で赤ん坊が生まれたそうだ)
こんぼこ (長野の方言)
幼児。赤ん坊。 こんぼこ、しょいましょ(赤ちゃんを背負いなさい)「こんぼ」「ぼこ」とも。
そこっと (岩手の方言)
静かに。 おぼこねってだがら、そこっとしてろ(赤ん坊が眠っているので、静かにしなさい)
に (青森の方言)
赤ん坊。 へながでにガ泣ぐ(背中で赤ん坊が泣いている)
ねねこ (千葉の方言)
赤ん坊。 おめーらいのねねこ、いげーなー(お前の家の赤ん坊は大きいなあ)
めんけ (秋田の方言)
かわいらしい。 このぼんぼこ、なんとめんけごとー(この赤ん坊は何とかわいらしいこと)「めごえ」「めんこえ」とも。
めんー (福島の方言)
かわいい。 あづぐの嫁は、めんゲーややなした(あそこの嫁は、かわいい赤ん坊を産んだ)「めんゴい」とも。
やや (福島の方言)
赤ん坊。 となりの嫁は、まだややなした(となりの嫁は、また赤ん坊を産んだ)「ややっこ」「おどっこ」とも。