あいだ (群馬の方言)
間。平日。これといった行事のない日。 あいだにまんじゅーこせーて、法事でもあったんかい(平日なのに饅頭こしらえて、法事でもあったのかい)
えずい (山口の方言)
頭がいい。ずるがしこい。 本当にえずい子じゃ(本当に頭がいい子だ)
おたたさん (愛媛の方言)
桶を頭に載せ、魚の行商をする女性。 誰まりにおたたさんの真似が出来るかや(誰も彼もにおたたさんの真似が出来るわけがない)
かぽし (山形の方言)
まぶしい。 あめあだまさ、ひあだで、かガぽし(はげ頭に日が当たってまぶしい)内陸では「まつぽい」。
かっぽろぐ (栃木の方言)
揺り動かす。ゆする。 栗の木をかっぽろぐのはえーけど、頭にえががおっこってくっからきーつけろ(栗の木をゆするのはいいが、頭に毬(いが)が落ちてくるから気をつけろ)
がっそ (奈良の方言)
頭髪がぼうぼうとしている状態。 えらいがっそな頭して、どないしたん(たいそうボサボサな頭髪だけれども、どうしたの)
きっぽ (山口の方言)
傷跡。 頭の後ろにきっぽができちょーね(頭の後ろに傷ができているね)
くぐらける(2) (千葉の方言)
頭が混乱する。 おらもーくぐらけちゃって、何がなんだがわがらねー(頭がこんがらがっちゃって、何がなんだかわからない)
ぐらぐらこく (福岡の方言)
頭に来る。 もー、たいがいぐらぐらこいたばい(もういい加減頭にきたよ)「はらかく」よりも強いが「ぞうのきりわく」よりは弱い。
け〜 (鹿児島の方言)
動詞の意味を強める接頭語。 たのまれちょったどん、けわすれた(頼まれていたけれども忘れた)あや事故で、けしんだちよ(あの人は事故でなくなったそうだよ)