けーかす (鳥取の方言)
消す。消火する。消灯する。 焚(たき)火(び)をしたら、どがでも水をかけてけーかせ(焚火をしたら、かならず水をかけて消せ)
こだらかす (鳥取の方言)
あやす。なだめる。 きゃーりーことをゆーもんは、適当にこだらかしときゃーえー(うっとうしいことを言う者は、適当にあやしておけばよい)
こーへた (鳥取の方言)
大人びた。 この蛇はこーへたやつだ。石をかっけてもびくともせんわい(この蛇は老成したやつだ。石を投げてもびくともしないよ)
こーへーな (鳥取の方言)
小ざかしい。利口な。 わきゃもんは、こーへーな口をたたくもんだ(若い者は、小ざかしい物言いをするものだ)
ごもくた (鳥取の方言)
ごみ。 ごもくたを出すときは、何でもかんでもまぜこぜにしてはいけんよ(ごみを出すときは、何でもかんでも一緒にしてはいけないよ)
ごーがわく (鳥取の方言)
怒る。立腹する。 人をそがいにだらにすりゃー、ごーがわくけー(人をそんな に馬鹿にすれば腹を立てるから)
さいがはやい (鳥取の方言)
すばしこい。はしこい。 さいがはやい子は、物覚えがえーし、なんたってかしけー(はしこい子は、物覚えがいいし、何と言っても利口だ)
さくい (鳥取の方言)
脆(もろ)い。裂けやすい。粘り気がない。 この長芋はまんださくいけー、よー折れるわ(この長芋はまだ粘り気がないから、よく折れるよ)「にゃくい」とも。
さでくる (鳥取の方言)
落ちる。 柿をとらかともって、木に登り枝がおえてさでくりおった(柿を取ろうと思って、木に登り枝が折れて落ちた)
さんぐりがえし (鳥取の方言)
転倒。宙返り。 飛行機がさんぐりがえしをした(飛行機が宙返りをした)