〜と (福岡の方言)
〜の。 よかとの、あった(良いのが有った)いつ、くると(何時来るの?)きょうは、やすみと(今日は休みなの?)準体助詞。疑問や念押しを表す文末助詞。名詞の後につくのは新しい用法。
〜とこと (滋賀の方言)
締め括る意。 じょーずゆーてるやろ。ほんなことしたら、あかんとこと(いつも言っているだろう。そんなことしたら、いけないてば)
〜とさいが (三重の方言)
〜と。 おひきゆーとさいがなー(おひき〈贈物の容器に入れて返す品〉というとねえ)「〜とさいご」とも。
〜とさい (滋賀の方言)
「〜としたら」の意味の条件句。 おこるとさいガ、もーはい、泣き立てよるんや(〜るとすぐに、もう早く、泣き立てやがるのだ)
〜とん (佐賀の方言)
〜が〈接続助詞〉。 あんやったちゃーちーん来られんとん、どぎゃんしたろーか(あの人たちはちっとも来られないが、どうしたのだろうか)
〜とー (山梨の方言)
〜た。 富士山に登っとー(富士山に登った)へー行っとーか(もう行ったのか)過去を表す。
〜とーみ (京都の方言)
〜してごらん。〜してごらんなさい。 あそこよー見とーみ(あそこをよく見てごらん)