ござりす (宮城の方言)
ございます。 「このリンゴなんぼだ」(このリンゴはいくらだ)「ひゃぐえんでござりす」(百円でございます)
〜さ (山梨の方言)
〜んだよ。 先生ガへーいくにちも学校休んでるさ(先生がもう何日も学校休んでるんだよ)
さかむけ (奈良の方言)
手の爪の付け根の皮膚が細長くむける症状。 あんたは親不孝やさかいにさかむけいくねんで(あなたは親不孝なので、手の爪の付け根の皮膚が細長くむけるだよ)
さしくる (山口の方言)
都合をつける。 さしくっていく(都合をつけて行く)自分に都合よくする意でも。「羊羹をさしくっちゃろー羊羹を多めに取ってやろう」
〜し (京都の方言)
〜から。〜ので。 あてがいくし、道おせて(私が行くので道を教えて)
せー (埼玉の方言)
〜して下さい。 はいく湯に入らっせー(早く風呂にお入りください)
だれどう (長野の方言)
誰々。誰の複数形。 だれどうで行くだ?(誰々といくのか?)
ちょーはい (富山の方言)
親戚の家に泊まりこみで遊びにいくこと。 またちょーはいにきてください(また泊まりこみで遊びにきてください)
ちん (滋賀の方言)
携える間食物。 ぎょーさん、ちんもって、二人てらって、どこいくんや(たくさんおやつを持って、二人連れ立って、どこに行くのかい)
つんのむ (長崎の方言)
連れ立っていく。 今度の旅行には、みんなつんぬじ行きまっしょでー(今度の旅行には、皆連れ立っていきましょうよ)「つんのーで」「つんのーて」とも。式見では「つんぬじ」。