てーら (茨城の方言)
〜の人たち。 これがらは、わげーてーらにまがせっぺ(これからは若い人たちにまかせよう)
どす~ (岐阜の方言)
ひどく~。 わーわーとどすぼえる(わーわーと泣く)こりゃまたどすえらいもんじゃ(これはまたひどく大きなものだ)接頭語。
どんどはれ・どっとはれ (岩手の方言)
昔話〈民話〉の語り終わりの最後に付ける言葉。これでおしまい。めでたしめでたし。
なんぼ (大阪の方言)
いくら。どれくらい。 おっさん、これなんぼや(おじさん、これいくら)
〜に (三重の方言)
〜よ。 またあたんすんのやに(また仕返しの乱暴をするんだよ)勧誘の用法もある。「こいつは横にしましょにこれは横にしましょうよ」。
におぐ (京都の方言)
匂いを嗅ぐ。 ちょっと匂いでみ(これちょっと匂いを嗅いでごらん)
ねー (三重の方言)
無い。 まあこのごろはくさやがねーよになった(まあこのごろはわら葺の家が無いようになった)ai 連母音同化の痕跡か、これがよく耳につく。
のま (岐阜の方言)
雪崩。 こんだけぬくとーなると、のまおきるのー(これだけ暖かくなると、なだれが発生するね)
はいよ(2) (熊本の方言)
(〜して)ください。 こっとこっばはいよ(これとこれをください)こぎゃんしてはいよ(このようにしてください)
はごた(2) (千葉の方言)
半端。不足。 二個はごたになっちゃったけど、これをなじょーしべーか(二個足りなくなってしまったけど、これをどうしようか)