あまる (島根の方言)
落雷する。 かんなりのあまーやーな声で、えわっしゃー(雷の落ちたような声で言われる)
いかい (静岡の方言)
大きい。 あすこでいかい声ではなしょーしてる(あそこで大きな声で話をしている)「いいっかい」とも。
いが (長崎の方言)
赤ん坊。 あすこんいがは、かわいかなあ(あそこの赤ん坊はかわいいねえ)今は使わない。「いがいがと泣く」の古語から生まれたと言われるが、擬声語「いがいが」が使われることはない。
いがる (岡山の方言)
大きな声で泣き叫ぶ。 子どもがいがりょーるが。はよ行っちゃれー(子どもが泣き叫んでいるじゃないか。早く行ってやりなさい)
いんじゃんほい (大阪の方言)
じゃんけんをする時のかけ声。 いんじゃんほい。あいこでしょ(じゃんけんぽん。あいこでしょ)
おいそれと (三重の方言)
すぐ簡単に。 あいてがあいてや。おいそれといくもんか(相手が相手だ。すぐ簡単にいきゃしないよ)掛け声を副詞に造語している。
おがる (大阪の方言)
〈大声で〉叫ぶ。呼ぶ。 ちょっとむこうにいる人におがっちょーえ(ちょっと向こうにいる人に大声で叫んでよ)
おらぶ (岡山の方言)
大きな声で叫ぶ。 あの人、なんかおらびょーらー(あの人、何か大きな声で叫んでいるよ)
おらぶ (広島の方言)
叫ぶ。大声をあげる。 広場で誰かがおらびよるが、どがーしたんじゃろーか(広場で誰かが叫んでいるが、どうしたんだろうか)
おらぶ (大分の方言)
叫ぶ。 まちっとおらばんと、向こうまじ聞こえんわい(もっと大声で叫ばないと、向こうまでは聞こえないよ)