いしな (福井の方言)
石。 人に向けていしな投げたら、あぶねーざ(人に向けて石を投げたら、危ないよ)
うだで (秋田の方言)
いやだ。気が進まない。 いしっこあって、うだでみぢだな(石があっていやな道だな)その話だば、うだでなー(その話は、気が進まないなあ)
えっちかる (栃木の方言)
座る。腰を下ろす。 石の上にえっちかって、ひと休みすんべー(石の上に腰を下ろして、ひと休みしましょう)
おっけぁる (岩手の方言)
つまずいて転ぶ。 そごさいしっこあるだす、おっけぁるなよ(そこに石があるから、つまずいて転ぶなよ)
およずく(2) (愛知の方言)
ためらう。よろける。 およずいとらんとやれ(ためらっていないで勇気を出してやりなさい)石につまずいておよずく(石につまずいてよろける)
かつける (兵庫の方言)
ぶつける。 こら、犬に石かつけたらあかんどー(こら、犬に石をぶつけてはだめだよ)「かちける」とも。
きこ (島根の方言)
頑固。強情。 そげんきこはーな(そんな強情なこと言うな)隠岐では「じゃーしき」、石見では「いっこく」。
きさんじ (島根の方言)
【出雲】痛快なこと。【石見】気晴らし。 やっぱし、しょーぶは勝たんときさんじにならん(やっぱり、勝負はかたないと面白くない)「かゆいところを搔いてもらう快感」の意もあるらしい。
ぐれる (静岡の方言)
捻挫する。 いしょーけっとばかいて足がぐれちゃった(石を蹴っ飛ばして足を捻挫した)
けっぱなずく(1) (鳥取の方言)
つまずく。 年を取ると、ちっしゃな石でもけっぱなずいてもくれる(年を取ると、小さな石でもつまずいて転ぶ)