あんべわり (秋田の方言)
具合が悪い。 その日だば忙しして、あんべわりなー(その日は忙しくて、都合がつかないなあ)飲み過ギで、あんべわり(飲み過ぎて、体調が悪い)「あべわり」とも。「塩梅悪い」から。
えんばんと (京都の方言)
あいにく。折り悪しく。 えんばんとそのひぃはぐつわるおす(あいにくその日は都合が悪いです)
おかしげな (高知の方言)
通常と異なる。 彼はおかしげなことばーゆーてまーりをこまらせゆー(彼は不都合なことばかり言って周囲の人々を困らせている)
〜きー (大分の方言)
〜だから。 雨が降るきー、行かん(雨が降るから、行かない)都市部や若者は「けん」、国東半島東部では「ほで」、日田では「なき」。
ぐつわりー (和歌山の方言)
都合が悪い。 そいはちょっとぐつわりーなー(それはちょっと都合が悪いなあ)
ぐつわるい (京都の方言)
都合が悪い。 今日はぐつわるいさかい、あしたにしてんか(今日は都合が悪いので、明日にしてくれないか)
〜けにならん (高知の方言)
都合で〜できない。 忙しーき飲みよりけにならん(忙しいので飲んでいられない)連用形に続く。「行っけにならん」は都合でいけない意。
こげつき (京都の方言)
祖父以来長くその土地に住んでいること。 わたし、京都のこげつきですがな(私は、先祖から長く京都に住んでいますよ)
さしくる (山口の方言)
都合をつける。 さしくっていく(都合をつけて行く)自分に都合よくする意でも。「羊羹をさしくっちゃろー羊羹を多めに取ってやろう」
てんまい (香川の方言)
よい都合。 その話、てんますぎっでー(話がうますぎる)