きなしに (長野の方言)
うっかりして。 きなしにやっちゃった(うっかりしてやってしまった)
きばな (長野の方言)
細かな氷や雪が木の枝についたもの。 きばなガ咲いてきれいだ(立木に氷がついて、きれいだ)
きもびしい (長野の方言)
じれったいほど手がかかる。 種えり分けるのは、きもびしい(種を選り分ける仕事は、辛抱がいる)
くるう (長野の方言)
ふざける。 校内ではくるわない(校内ではふざけない)
くるみ (長野の方言)
足のくるぶし。 くるみんとこ、怪我した(くるぶしのところを怪我した)
ぐるわ (長野の方言)
回り。 家のぐるわ、掃く(家のまわりを、掃く)
こうで (長野の方言)
手首の筋が痛くなること。 こうではつらい(腱鞘炎はつらい)中南信では「すばこ」「そらうで」とも。
こずく (長野の方言)
手間を惜しまない働き。 こずくがある人だねえ(億劫がらずにこまめに働く人だ)
こめのあら (長野の方言)
米に交じった籾。 それっこそ、米のあらだ(それこそ、すぐれたよい人はなかなかいない)よいものは少ない譬え。
こわい (長野の方言)
濃い。 字をもっと、こわく書いてください(字をもっと、濃く書いて下さい)