だだけ (滋賀の方言)
むやみに、たくさん。 壁際に、だだけにもたらかすのは、たおれるし、よーない(壁際に、とめどなく立て掛けるのは、倒れるし、よくない)
ちん (滋賀の方言)
携える間食物。 ぎょーさん、ちんもって、二人てらって、どこいくんや(たくさんおやつを持って、二人連れ立って、どこに行くのかい)
ちんちん (滋賀の方言)
親密な間柄。 ほーやろ。やっぱ、あの二人は、ちんちんやろ(そうだろう。やはり、あの二人は大の仲良しだろう)
てべす (滋賀の方言)
手拍子。 いかえ声して、てべす叩いて、わろてやーる(大きい声して、手拍子を叩いて、笑っていなさる)
てんじょつく (滋賀の方言)
べったりと両手をつく。 あガりとにてんじょついて、謝らはったゲな(戸口にべったり両手をついて、謝罪しなさったそうな)
〜とこと (滋賀の方言)
締め括る意。 じょーずゆーてるやろ。ほんなことしたら、あかんとこと(いつも言っているだろう。そんなことしたら、いけないてば)
なまずけない (滋賀の方言)
物ぐさな。 なまずけない。懐手してて、でけよかい(物ぐさだ。懐手していて出来るものか)
なんば(1) (滋賀の方言)
とうがらし(蕃椒)。南蛮胡椒。 こーとに、な。なんばの味噌炊きばっかのさいやて(旧来の簡素に、ねえ。とうがらしの味噌煮ばかりのおかずだって)
ほしばる (滋賀の方言)
星がたくさん出ている。 よんべは、ほらもー、星ばってた(昨夜は、そりゃもう、たくさん星が出ていた)
ほだれ (滋賀の方言)
つらら。氷柱。 ほだれんぼガさガったるつべたい時やかて、我慢したんや(つららが下がっている冷たい時だって我慢したのだ)