てんがけ (群馬の方言)
いきなり。 てんがけ、そんなこと言ったってだめだよ(いきなりそんなこと言ってもだめだよ)
とろびー (群馬の方言)
しょちゅう。たびたび。 体が弱くってとろびー医者へいぐげだ(体が弱くてしょっちゅう医者へ行っているようだ)
へた (群馬の方言)
やたらに。むやみに。 へた食ったりゃー食い過ぎた(やたらに食べたら食べ過ぎた)
ほまち (群馬の方言)
へそくり。 絵のうしろにほまちかくねておいた(絵の後ろにへそくりを隠しておいた)
ぼっと (群馬の方言)
偶然。 ぼっとなんだから、かんべんしてくんない(故意ではなく偶然なのだから、許して下さい)
めためた (群馬の方言)
めったやたらに。どんどん。 そんなことべーめためたやってねーで、ちごーこともしろ(そんなことばかりやたらにしていないで違うこともしろ)
よじける (群馬の方言)
よろける。 重くもねーのにかろーとしょーがよじけて歩いただよ(重くもないのに荷物背負いの衆が重い物が入っているかのようによろけて歩いだのだよ)
よててる (群馬の方言)
得意としている。上手だ。 かずちゃんは釣りに関しちゃーよててる人だよ(和ちゃんは釣りに関しては得意としている人だよ)北部では「えててる」。
わざっと (群馬の方言)
寸志。すこし。 わざとだけどこれやるから、これからもみーしみてやれよ(寸志だけどこれをやるから、今後も心して仕事をしろよ)
わにる (群馬の方言)
はにかむ。はずかしがる。 あすこんちの赤ん坊が俺見てわにてさー、しめーには泣いたよ(あそこの家の赤ん坊が俺を見てはにかんでさ、終いには泣いたよ)