しゃーまこく (鳥取の方言)
余計なお節介をする。 ひとげのことに、しゃーまこくな(人の家の問題に、余計なお節介をするな)
じなくそゆー (鳥取の方言)
無理をいう。片意地を張る。 やつは自分の意見が通らんといって、いっつもじなくそゆってだだをこねる(あの男は、自分の意見通らないといって、いつも片意地張って駄々をこねる)
じゃんこと (鳥取の方言)
たくさん。多く。 ことしゃぶらんが、じゃんことなったけん、枝がぶらさがった(今年はビワが、たくさんなったので、枝が曲がった)
すてんぽてん (鳥取の方言)
だらしない。しまりがない。放縦だ。 あの男はすてんぽてんだけん、職を転々と変える。(あの男はだらしないから、職を転々と変える)
せじゃな (鳥取の方言)
頑固な。お節介な。わがままな。 せじゃな老人は、気に入らんと何をいっても、なんぼしても耳を傾けようとせん(頑固な老人は、気に入らないと何をいっても、どうやっても耳を傾けようとしない)
でごへご (鳥取の方言)
でこぼこ。 舗装してないあのおーかんは、でごへごしとーけんなー(舗装してないあの道路は、でこぼこしているよねー)
とーから (鳥取の方言)
前から。 今年のふいはさぶいと、とーからわかっとった(今年の冬は寒いと、前からわかっていた)
どがでも (鳥取の方言)
無理に。強いて。どうしても。 医者からどがでも食べろといわれりゃー仕方ない(医者から無理に食べなさいといわれれば仕方がない)
はたはた (鳥取の方言)
元気よく。景気よく。 彼は今でも商売をはたはたよーやっておるそーだ(彼は今でも商売を景気よくやっているそうだ)
ひょろずく (鳥取の方言)
よろめく。よろける。 年のせいかひょろずくよーになったわ(年を取ったせいかよろめくようになったよ)「よろつく」「よろばう」とも。