円転滑脱の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

言葉や行動自在で角立たず、物事をすらすら処理していくさま。物事をそつなくこなすさま。▽「円転」は丸く回る意。角立てずに滞りなく進むこと。「滑脱」はすべりぬける意。転じて、なめらかで自在に変化するさま。
句例
円転滑脱にこなす、円転滑脱な人
用例
貴方はあの微温湯ぬるまゆ的な円転滑脱な教養で社会を正しい方向に動かしていけると思いますか。<石坂洋次郎・若い人>
活用形
〈―ナ〉

円転滑脱の解説 - 学研 四字熟語辞典

物事が丸くなめらかに進行し、また、ことばなどが自在に変化して角が立たず、滞りなくすすむこと。

円転滑脱の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

[名・形動]

  1. 言動が角立たず自由自在なこと。動きが滑らかなこと。また、そのさま。「—な話術

    1. 「ろくろ首の踊りはますます—となり」〈谷崎幇間

  1. 物事にこだわらないこと。また、そのさま。「—な人柄

出典:青空文庫

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