けいぎょくのかん【桂玉之艱】
よそから物価の高い都会に来て、生活難に悩みながら暮らすことのたとえ。また、都会に出てきて苦学することのたとえ。
けいぐんのいっかく【鶏群一鶴】
多くの凡人の中に、一人だけきわだってすぐれた人がいることのたとえ。
けいこうぎゅうご【鶏口牛後】
大きな集団や組織の末端にいるより、小さくてもよいから長となって重んじられるほうがよいということ。▽「寧むしろ鶏口と為なるも、牛後と為なる無なかれ」の略。「鶏口」は鶏の口(くちばし)。弱小なものの首長のたとえ。「牛後」は牛の尻。強大なものに隷属する者のたとえ。
けいこくさいみん【経国済民】
⇒ けいせいさいみん(経世済民)
けいこくのびじょ【傾国美女】
絶世の美女のこと。
けいこくのびじん【傾国美人】
絶世の美人のこと。君主がその女色に溺おぼれて政治を顧みず、国を傾けてしまうほどの美人の意から。一顧傾城いっこけいせい
けいこむしょう【刑故無小】
故意に犯した罪は小さな罪でも刑罰を与えること。故意による罪を罰するのに、その犯した罪が小さいということは問題にならないという意から。▽「故」は故意に犯した罪。「故こを刑けいするに小しょうとする無なし」と訓読する。
けいさいとんじ【荊妻豚児】
自分の妻子のことを謙遜していうことば。
けいざんのぎょく【荊山之玉】
優秀で賢明な人のたとえ。
けいしぎょくよう【瓊枝玉葉】
天皇や天子の一族・子孫のたとえ。また、高貴な家の子弟のこと。