せいめいきょうかん【精明強幹】
物事をよくわきまえていて、仕事をてきぱきとさばく能力の高いさま。聡明でよく仕事ができること。また、身心ともに健全な人。▽「精明」は物事にくわしく明らかなさま。「強幹」は仕事をやり遂げる能力のすぐれている意。
せいもくふうりん【井目風鈴】
囲碁で、力量に井目以上の差があるとき、下手(したて)があらかじめ井目の四隅の石の斜め下にさらに一石ずつつけて置くこと。転じて、碁の初心者であること。井目風鈴付き。→置き碁
せいゆうきりゅう【性猶杞柳】
人間の本性は、曲げて器にできるコリヤナギのようなもので、善にも悪にもなり得るということ。
せいりしべつ【生離死別】
人の世の中でもこのうえない悲しい別れ。非常に悲しい生き別れと死に別れ。▽「生離」は生きながらの別れのこと。「死別」は死によって永遠に別れてしまうこと。
せいりせいとん【整理整頓】
物がきれいに片付けてある状態。きちんと物が揃そろえてあり、必要なときはいつでも取り出せること。
せいりゃくけっこん【政略結婚】
当事者の意向によらず、親や一族が自分の利益のために取り決めた結婚。
せいりょくおうせい【精力旺盛】
勢いが有り余るほどに元気なさま。活動的で、常に忙しく立ちまわっているさま。
せいりょくぜつりん【精力絶倫】
心身の活動がきわめて強くすぐれているさま。精力が飛び抜けて強いさま。▽「精力」は心身の活動力のこと。「絶倫」は群を抜いてすぐれている意。
せいりょくはくちゅう【勢力伯仲】
互いの力が釣り合っていて、優劣がつけにくいこと。▽「伯」は長兄、「仲」は次兄のことで、「伯仲」はお互い格別の違いがなく、よく似ていて力などが釣り合っている意。
せいれいかっきん【精励恪勤】
力の限りを尽くして学業や仕事に励むこと。▽「精励」は力を尽くして努めること、「恪」はつつしむ意で、「恪勤」はまじめに一生懸命勤めること。「恪勤精励かっきんせいれい」ともいう。